低調だった昨年度(1953年度版)に比べると、作品のレベルは挙がっている。 題名 作者 評点 コメント 畸形の天女(連作の一) 江戸川乱歩 5.5 宝石推理小説
前巻に比べ読み応えのある作品が多く、なんとか「傑作選」の名に恥じない内容になっています。 題名 作者 評点 コメント 巫女 朝山蜻一 4.0 [昭和27年6月別
楽しく読める作品揃い。職人芸が光ります。 題名 作者 評点 コメント 鷲の巣荘殺人事件 フランク・グルーバー 7.5 山荘での殺人現場に脱獄犯が籠城という舞台設
読ませる作品揃いで、楽しい時間を過ごせました。 題名 作者 評点 コメント 五つの時計 鮎川哲也 6.5 [宝石 昭和32年8月]アリバイ崩しは意外性がないのが致
遺憾ながら低調な作品が多く、いささかうんざりさせられました。 題名 作者 評点 コメント 悪魔の舌 村山槐多 7.0 [武侠世界 大正4年7月]荒唐無稽の話なのだ
カート・キャノンとマッギヴァーンで、なんとか帳尻を合わせた一巻。 題名 作者 評点 コメント 簡単な処置 ダン・サンタップ 7.0 小品だが悪徳警官の嫌らしさが