「現代の推理小説(立風書房 全四巻)」と「日本代表ミステリー選集(角川文庫全十二巻)」を読み終えましたので、評価をまとめてみます。 この2つのア
平均的な作品ばかりで、盛り上がりに欠けた一巻でした。 題名 作者 評点 コメント 喘息療法 結城昌治 6.5 [オール読物 三十七年十二月]老夫婦のやり取りと殺意
前半は「えっ、この作品が代表ミステリ」というレベルでしたが、後半に救われました。 題名 作者 評点 コメント 剥がされた仮面 森村誠一 4.5 [小説宝石 四十五
「密室アンソロジーといえばこれ」とでも言うべき一冊ですね。 題名 作者 評点 コメント 火縄銃 江戸川乱歩 5.0 [昭和七年 平凡社江戸川乱歩全集]特徴のないス
水準以上の作品揃いだが、傑出したものに乏しく今ひとつ物足りない。 題名 作者 評点 コメント 灯台鬼 大阪圭吉 6.5 [新青年 昭和十年十二月]奇怪な謎設定を短
時代を感じる作品や暗い話が多く、あまり盛り上がらない一巻でした。 題名 作者 評点 コメント 岩塊 大下宇陀児 6.5 知事の死を巡る人間関係をうまく描いている