Kindle unlimitedを使ってみる。 ( Amazon )

Kindle unlimitedとは


電子書籍サービスAmazon Kindleを知らない人はいない、と思いますが、そのサービスの一つにKindle unlimitedというものがあります。
これは文字通り、「Kindle本を制限なしに読める」と言うもので、本好きならたまらないサービスでしょう。
まるで、ファミレスに初めて行った子供が、「ドリンクバー」の前に立ったようなものかもしれません。

ちなみに、このサービスは当然有料で、加入するには月額980円が必要となります。
この料金をベースに、出版社は利用者が読んだ本の量に比例して、一定のペイバックをAmazon側からもらえる仕組みになっているわけです。

しかし、このサービスはあまり評判がよくありません。
開始当初は、出版社、利用者、Amazon、すべてが期待に満ちていたという感じだったのですが、それは初っ端から裏切られた結果となります。
というのも、いざサービスを開始してみると、Amazonが予想した以上に読者がついてしまったらしいのです。
慌てたAmazonは、「こりゃまずい」とばかりに、出版社に無断で相当量の本をKindle unlimitedから外すという暴挙に出たと報じられています。
出版最大手の講談社は、このサービスから全点が削除されたとしているようです。

こんな記事「アマゾン読み放題、勝手に「20社削除」の衝撃」があります。

このような結果から、日本におけるKindle unlimitedは、極めて残念な状況になっています。
そもそも、米国本国でも、このサービスの対象になるのは、少し古めの本であまり購買力のないものばかりなのですが、日本ではさらに状況が悪くなっています。

結局、コミックやラノベの一巻めを販促用に対象にしたりするケースが多く、小説好きには今ひとつ魅力がないのが現状です。
「正直ろくな本がない」というのが、本好きの共通認識ではないでしょうか。

こんなKindle unlimitedですが、年に数回、特殊なキャンペーンをします。
それは、「極端な値引き」です。先にも書きましたが通常は1ヶ月980円なのですが、キャンペーンでは2ヶ月99円、3ヶ月199円、といった極端な価格設定がなされるのです。

さて、今回2019年7月の設定は、なんと3ヶ月99円です。
これは、是非試してみたい。

実はunlimited対象本に、少し面白いものがあるのを見つけたので、これをターゲットにしてみようという試みです。
さて、どれくらい読めるかな。