残念な出来の4作は短評のみで、まとめてしまいます。 ひとり芝居(佐野洋) 設定があまり面白くない。ラストのひと工夫だけか。 桃源社 昭和35年12月
「動機捜し」なのだが、少し無理がありすぎ説得力に乏しい。 引き続き、桃源社の「書き下ろし推理小説全集・第二期」の一冊として書き下ろされた笹沢左
亡くなった演出家の性格描写と、残された関係者の談話で進行する構成が面白い。 桃源社の「書き下ろし推理小説全集・第二期」の一冊として書き下ろされ
犯人がわかっているミステリは面白さ半減。また、不自然な設定や指紋トリックに無理が目立ちます。 今回は多岐川恭の「変人島風物誌」に続いて、桃源社
本格物としては今ひとつの感があるが、舞台設定と人物像が面白い。 今回は多岐川恭の「変人島風物誌」を読んでみます。この作品は昭和36年に桃源社よ