EQMM 1957/2 No.8 特集5つの中篇傑作

読み応えのある作品群、楽しく読めました。ウールリッチ以外はね。

題名 作者 評点 コメント
感ちがい ジョン・ディクスン・カー 7.0 やはりカーのストーリーテリングは旨い。大した話ではないが楽しく読める。
真昼の犬 レックス・スタウト 6.0 いつも通りのウルフ中編。
声なき殺人 ミニヨン・G・エバーハート 7.0 なかなかサスペンスフルで読ませる。
正義とはなにか ヒュー・ペンティコースト 8.0 被害者の正体が少し現実的でないが、緊張感のある展開で読ませる。
殺人数学 コーネル・ウールリッチ 4.0 ウールリッチはつまらない作品も多い。
作品解説 エラリイ・クイーン
望遠レンズ
ぺいぱあ・ないふ ジャック・フィニイの「賭博場をねらう五人」、ポケミスの「五人対賭博場」ですね。
第一講探偵小説をどう読み始めたらよいか 「これが現代小説です。」
表紙 勝呂忠
カット 勝呂忠
ページ 130ページ
定価 100円 地方103円