EQMM 1957/10 No.16

前半は現代には通用しないクライムストーリーばかりで、マンネリ気味。

題名 作者 評点 コメント
後半少し盛り返した。
歌うダイアモンド ヘレン・マクロイ 6.5 とてつもない発想は良いが、少し現実的ではない。
お気に召すまま メイベル・シーリイ 5.5 何の意外性もない話。
海外電報 T・S・ストリブリング 6.5 悪くないできだが、コインの話は説得力がない。
ルウシイの初恋 Q・パトリック 6.0 予想通りの展開。
緑の氷 スチュアート・パーマー 7.0 速い展開で楽しく読める。
幸運の蹄鉄 アンソニー・ギルバート 6.5 語り口は悪くないが、予想通りの展開。
ラッフルズと死神 バリイ・ペロウン 7.0 ムードが良い。ラッフルズのキャラも悪くない。
マクベス夫人 ローレンス・G・ブロックマン 7.5 推理の展開が面白い。
家族の一人 ジェイムズ・ヤッフェ 7.5 なかなかサスペンスフルでよかった。
作品解説 エラリイ・クイーン
ぺいぱあ・ないふ リチャード・ホールデン「狂った雪」
みすてり・がいど 第二講探偵小説とはなにか
望遠レンズ
表紙 勝呂忠
カット 金子三蔵
ページ 130ページ
定価 100円 地方103円