EQMM 1957/12 No.18

今ひとつぱっとしないな。

題名 作者 評点 コメント
クリスマス・イヴの凶事 スタンリイ・エリン 7.0 最後の落ちが効いている。
クリスマスが来たら スティーヴ・フィッシャー 6.5 意外性を狙ったのだろうが、ちょっと不自然。
舞踏会 F・S・フィッツジェラルド 5.0 文豪が書いたという以外にとりえはない。
蝙蝠の王 ジェームズ・ヒルトン 6.0 ちょっとした奇談というところ。
9ポンドの殺人 ロイ・ヴィカーズ 6.5 ちょっと面白い趣向。
見方の問題 エドマンド・クリスピン 6.0 ちょっとした思いつきか。
奇蹟は起る エラリイ・クイーン 6.5 犯人の設定はよくあるが面白い。
巡査殺し レックス・スタウト 5.0 つまらん話。
作品解説 エラリイ・クイーン
ぺいぱあ・ないふ ハリントン・ヘクスト「誰がコックロビンを殺したか」誰が駒鳥を殺したか
みすてり・がいど 第二講探偵小説とはなにか
望遠レンズ
表紙 勝呂忠
カット 後藤貴美夫、浜田浜雄、横井大侑、小口益一、池田吾郎
ページ 130ページ
定価 100円 地方103円