EQMM 1958/5 No.23 アメリカ女流中篇特集

作品のレベルにばらつきが大きい。

題名 作者 評点 コメント
人殺しは誰でもする ヘレン・マクロイ 8.0 発端からラストまで緊張感を保っている。謎解きも説得力がある。
ネラが住んでいた家 メイベル・シーリイ 3.0 つまらん。この作家は前作もひどかった。
萎えた心 ジーン・ポッツ 6.0 なんとなく共感を呼ぶ結末。
ねずみと猫 フランク・グルーバー 6.5 単純な構成だが楽しく読める。
塗りかけの家の秘密 T・S・ストリブリング 6.5 この動機は少し弱い。
神の矢 レスリー・チャータリス 7.0 舞台設定は面白いが、謎は今ひとつ。
夜のひととき シャーロット・アームストロング 4.0 何が書きたいのかわからない。
作品解説 エラリイ・クイーン
ぺいぱあ・ないふ 矢野徹の反論に答える ロバート・A・ハインライン「Double Star」(3)
表紙 勝呂忠
カット 勝呂忠
ページ 130ページ
定価 100円 地方103円