EQMM 1959/8 No.38 ハードボイルド特集号
マスタースンの中編で救われました。
題名 | 作者 | 評点 | コメント |
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飲んであの世へ | クレイグ・ライス | 6.0 | 結末があっけない。 |
トラブルをよぶ金髪 | リチャード・F・バレット | 6.0 | 話は単純だが、警官にバレエというのが笑う。 |
銀貨一枚 | パット・フランク | 7.0 | 短い作品だが後味が良い。 |
焦熱地帯 | フレッチャー・フローラ | 6.0 | 生ぬるいビールは拷問だな。 |
ゲームは二人で | スティーヴ・エィプリル | 5.0 | よくわからん結末だ。 |
1時間 | ダシール・ハメット | 6.5 | オプが今ひとつ格好が良くない。 |
全額支払い | ディオン・ヘンダースン | 5.0 | ありふれたなんのひねりもないクライムストーリー。 |
写真は嘘をつかないが | フランク・グルーバー | 6.0 | 小話として面白い。 |
誰にも失敗はある | リチャード・ロックリッジ & フランシス・ロックリッジ | 5.0 | あまり取り柄がない。 |
新車で飛ばそう | C・B・ギルフォード | 6.0 | 少年ものは時代を感じる。 |
白昼の闇 | ウィット・マスタースン | 8.0 | 面白く読めるし、プロットもよくできている。この作家はうまい。 |
黒いノート | 松本清張 | ||
隣の椅子(10) | 有馬頼義 | ||
深夜の散歩(12) | 福永武彦 | 「マジスン市の方へ」ガードナーのD・A物 | |
反対訊問 | QIB | ||
探偵小説不作法講座 | 都筑道夫 | 第二講「字を書かなければ原稿は売れない」 | |
探偵小説風物誌 | 中内正利 | ||
表紙 | クロード・岡本 | ||
カット | 真鍋博 | ||
ページ | 144ページ | ||
定価 | 100円 地方103円 |