エラリイ・クイーン |
運転席 |
5.5 |
単なるパズル。 |
1956-07-001 |
|
被告 |
6.5 |
金が見つかるのが少し都合良すぎる。 |
1956-08-002 |
|
賭博クラブ |
6.0 |
単なるなぞなぞ。 |
1956-09-003 |
|
あなたのお金を倍に |
7.0 |
パズルとしてよく出来ている。 |
1956-10-004 |
|
匿された金 |
7.0 |
これしかないとは思うが、よく考えられている。 |
1956-11-005 |
|
黒い台帳 |
5.0 |
この隠し方はないだろう。 |
1956-12-006 |
|
七月の雪つぶて |
5.0 |
証言が買収だったという謎解きはいただけない。 |
1957-07-013 |
|
奇蹟は起る |
6.5 |
犯人の設定はよくあるが面白い。 |
1957-12-018 |
|
タイムズ・スクエアの魔女 |
5.5 |
つまらんパズラー |
1958-01-019 |
|
三人の寡婦 |
6.5 |
筋書きはわかる。 |
1958-02-020 |
|
金は語る |
5.0 |
相変わらずのクイズ。 |
1958-03-021 |
|
角砂糖 |
5.5 |
相変わらずのクイズ。 |
1958-04-022 |
|
動機 前篇 |
7.5 |
人物像が魅力的だ。これまでのクイズのような短編とは別物だ。 |
1959-04-034 |
|
動機 完結篇 |
7.5 |
地方環境を舞台に緊張感ある展開、人物像が良い。プロットも説得力がある。 |
1959-05-035 |
|
守銭奴の黄金 |
5.5 |
この謎はわからん。 |
1959-06-036 |
|
花嫁の危機 |
7.0 |
短い割に登場人物が多いのでごたついているが、悪い出来ではない。 |
1959-07-037 |
|
うつろな龍 |
6.5 |
オーソドックスな謎解き短編。変な名前の日本人はご愛嬌。 |
1959-09-039 |
|
ライツヴィルの遺産 |
8.0 |
緊張感のある展開が素晴らしい。動機も説得力のある秀作だ。 |
1959-10-001 |
|
実地教育 |
6.0 |
こんな真似ができる犯人なら、7ドルぽっちは取らないな。 |
1959-10-040 |
|
消えた子供 |
6.5 |
小品ながら、ちょっと面白い趣向。検討はつくけど。 |
1959-11-041 |
|
住宅難 |
6.0 |
平凡な出来だが後味が良い。 |
1960-01-043 |
|
駐車難 |
6.0 |
いつものパズルより少し良いか。 |
1960-02-044 |
|
キャロル事件 |
8.0 |
最後までサスペンスフルな展開で読ませる。 |
1961-02-056 |
|
ロング・ショット |
6.0 |
後味の良さは悪くないが、ミステリとしては平凡。 |
1961-04-058 |
|
黒猫が死んだ |
6.5 |
マーダーゲームでの殺人事件をエラリイが解く。特にサプライズはないが、悪くない出来。 |
1962-07-073 |
|
国会図書館の秘密 |
5.0 |
こじつけのような連絡手段を取る密輸団を、エラリイが奇妙な論理で見つける話。シュロック・ホームズかと思ったよ。 |
1964-05-095 |
パトリック・クェンティン |
ニュー・フェイス殺人事件 |
7.5 |
前半、有名俳優の名前を出しながらダルースの大物ぶりを描き、後半のミステリに繋いでいく手法はさすがだ。 |
1961-04-058 |
|
笑う男 |
8.0 |
無差別連続殺人が一つに統一されていく過程が良いし、何と言っても意外な犯人には驚いた。 |
1964-01-091 |
|
ポピイの謎 |
7.5 |
ダルース夫妻物。遺産目当てに犬を毒殺しようとする事件に、アイリスが乗り出す。ラストのちょっと意外な設定が面白い。 |
1964-09-099 |
グラディス・クラフ |
門は開く |
4.0 |
よくわからん。 |
1959-01-031 |
アーサー・C・クラーク |
火星の犯罪 |
5.0 |
思わせぶりな展開だけで、しっくりこない。 |
1961-01-055 |
ニール・M・クラーク |
ひき逃げ |
6.5 |
ひき逃げの皮肉な結末だが、少し都合が良すぎる。 |
1965-09-112 |
アガサ・クリスティー |
お宅のお庭はどうしたの |
6.0 |
なんの意外性もない話。 |
1956-08-002 |
|
六つの陶器人形 |
4.0 |
よく展開がわからん。 |
1956-12-006 |
|
消えた設計図 |
4.0 |
これもよくわからない。 |
1956-12-006 |
|
プリマス急行 |
5.5 |
古臭い。 |
1956-12-006 |
|
クラブのキングに気をつけろ |
6.0 |
それなり。 |
1956-12-006 |
|
六ペンスの歌 |
5.5 |
ポワロが出ないほうが面白い。でもこの解決はないな。 |
1957-01-007 |
|
料理女の行方 |
6.0 |
標準的な作品。 |
1957-05-011 |
|
四階の部屋 |
8.0 |
この作品は良く出来ている。 |
1957-11-017 |
|
理想の女中 |
8.0 |
このトリックは面白い。 |
1958-02-020 |
|
二重の手がかり |
6.0 |
このトリックはここが出典だったのかな。 |
1958-04-022 |
|
真珠の値打ち |
6.0 |
平凡な作品。 |
1959-04-034 |
|
教会で死んだ男 |
5.0 |
ミス・マープル物だが、平凡な事件と盛り上がらない展開にがっかり。 |
1963-05-083 |
|
三匹のめくらの鼠 |
8.0 |
閉ざされた荘園での連続殺人。テンポの速い展開と意外な犯人。さすがの出来である。 |
1964-05-095 |
|
手先の早業 |
6.5 |
ポアロ物。トリックはすぐわかるが、さすがにうまくまとめている。 |
1965-02-104 |
エドマンド・クリスピン |
見方の問題 |
6.0 |
ちょっとした思いつきか。 |
1957-12-018 |
|
救助信号 |
5.0 |
どこが面白いんだ。 |
1958-03-021 |
|
この人の職業は? |
5.0 |
日本人にはわからん。 |
1958-12-030 |
|
デッドロック |
7.5 |
作者には珍しい少年を主人公にしたもの。雰囲気が良いし、犯人設定も面白い。。 |
1959-02-032 |
|
消えたダイアモンド |
5.0 |
ダイヤモンド紛失事件をフェンが追う。結末がすっきりしない。 |
1965-04-106 |
フランシス・クレイン |
ガテマラに死す |
5.5 |
オチに繋がるまでの展開が今ひとつ。 |
1961-04-058 |
リンク・クロイセン |
その銀貨をすてるな |
5.0 |
これでリドルストーリーとは無理がある。趣向倒れ。 |
1960-07-049 |
F・W・クロフツ |
グラーズ作『少女像』 |
6.5 |
少しアンフェアだが、楽しく読める。 |
1957-09-015 |
|
不敗のアリバイ |
5.0 |
クロフツの短編というのが全て。 |
1958-07-025 |
|
千慮の一失 |
5.5 |
「殺人者はへまをする」ということ。 |
1961-02-056 |
ターゲ・ラ・クール |
サンタ殺し |
5.0 |
ポアロのパロディ。あまり面白くない。 |
1959-12-042 |
ローレン・グッド |
かくて砂漠に花咲かん |
3.0 |
相変わらず貧乏臭い話。 |
1960-04-046 |
デイヴィス・グラッブ |
あたしを信じて |
4.0 |
不思議な少女と人形の幻想譚。つまらない。 |
1965-02-104 |
ジャネット・グリーン |
世界一のノッポ |
5.5 |
舞台設定は面白いが、ミステリとしては平凡。 |
1959-02-032 |
チャールズ・グリーン |
芸術家 |
6.5 |
ちょっと面白い趣向。 |
1959-07-037 |
|
バーニイ王のごあいさつ |
7.5 |
こういうストーリー展開は楽しいね。 |
1959-09-039 |
|
セラフィーナのいたずら |
7.5 |
前作もそうだが、楽しく読める作品。続けて読みたい作家だが、解説によれば在庫切れらしい。 |
1960-01-043 |
|
十二羽の巨嘴鳥 |
8.0 |
いつも楽しく読めるバーニー少年シリーズ。今回も期待を裏切らない。最終作らしいのが残念。 |
1962-02-068 |
モリス・リー・グリーン |
<今月の殺人>クラブ |
6.0 |
今となっては、よくある筋書き。 |
1959-04-034 |
フランク・グルーバー |
お金を千倍する法 |
6.5 |
短い中でも、うまくまとめるのは職人芸だ。 |
1957-07-013 |
|
ねずみと猫 |
6.5 |
単純な構成だが楽しく読める。 |
1958-05-023 |
|
写真は嘘をつかないが |
6.0 |
小話として面白い。 |
1959-08-038 |
|
おれをクビにできない |
7.0 |
後味の良い話だ。 |
1960-05-047 |
|
正直こそわがモットー |
6.5 |
ラストが今ひとつだが、楽しく読めた。 |
1961-05-059 |
|
硝煙の町 |
6.5 |
まさに定型西部劇のような作品。対立する保安官と無法者、街を出るよう促す妻、そして池部良がやりそうな親友。 |
1961-09-063 |
|
つぎの質問をどうぞ |
7.0 |
人間百科事典クエイド(この作品ではケイドとなっているが)シリーズ。楽しく読めます。 |
1965-03-105 |
ジェイムズ・M・ケイン |
冷蔵庫の中の赤ん坊 |
4.0 |
どこが面白いのかわからん。 |
1956-11-005 |
|
牧歌 |
4.0 |
この殺伐な作家のどこがいいのだろうか。 |
1957-04-010 |
|
山火事 |
4.0 |
この作家は何を読んでもつまらない。 |
1957-08-014 |
|
殺した男 |
4.0 |
この作家は何を読んでも面白くない。 |
1958-01-019 |
|
おれが賭けた女 |
6.0 |
明るい結末は悪くない。 |
1959-06-036 |
|
嵐の中の娘 |
3.0 |
嵐の中に出会った男女のつまらない話。 |
1965-07-110 |
ポール・ケイン |
熱 |
2.0 |
何だこの作品。つまらんギャング抗争物だが、ストーリー展開がいい加減で理解できない。 |
1963-06-084 |
ハリイ・ケメルマン |
時計を二つ持つ男 |
7.0 |
短い作品で筋もわかるが、いかにも本格物という設定が良い。 |
1963-01-079 |
|
冬の夜ばなし |
6.0 |
前号に続いてのニッキー・ウエルト物。今回の謎は今ひとつ。 |
1963-02-080 |
ジェイムズ・J・ケリー |
紙きれ |
5.5 |
おちが今ひとつ決まっていない。 |
1960-01-043 |
ベイナード・ケンドリック |
5-4=殺人犯人 |
7.5 |
この設定はなかなか面白い。 |
1958-07-025 |
フランク・ケーン |
血まみれのハレルヤ |
5.0 |
ジョニー・リデル物の中編。この作者にしては、ありきたりの展開で意外性もない。 |
1964-03-093 |
|
ミスタ・ビッグへの贈りもの |
4.0 |
ジョニー・リデル物。この作家にしてはあまりにいい加減な展開。 |
1965-07-110 |
ジョージ・ハーモン・コックス |
バック・ミラーにうつつた男 |
7.5 |
安定感のあるストーリー展開で読ませる。 |
1958-03-021 |
|
その目もどうぞご一緒に |
6.5 |
定型的なB級ハードボイルドだが、リズム良く読ませる。 |
1959-04-034 |
|
現場への招待 |
5.0 |
つまらない話。 |
1959-12-042 |
|
明日には |
7.0 |
うまくまとめた職人芸。後味もよい。 |
1960-01-043 |
|
妻が殺されれば |
7.5 |
登場人物の配置もうまいし、楽しく読める。ただ、ラストが少しくどい。 |
1960-12-054 |
|
キチンときれいに |
7.0 |
エレベータの中でタバコを吸うのが当たり前だった時代の話。強盗事件の犯人設定が面白く、後味もよい。 |
1961-10-064 |
|
殺し屋刑事 |
6.0 |
人情話としては悪くない。戦前の作品なのでいささか古いが。 |
1961-12-066 |
|
単純な行為 |
7.0 |
短いストーリーだが、思わず笑ってしまう結末が面白い。 |
1963-11-089 |
ジョン・コリア |
死者を鞭うつ勿れ |
7.0 |
ちょっとしたひねりが楽しい。 |
1956-07-001 |
|
宿願成就 |
4.0 |
訳文も変で、何が書いてあるのかわからん。 |
1959-07-037 |
|
完全殺人 |
7.5 |
チョコレートによる夫人毒殺事件と思われたが、その手段におもわず笑ってしまう。さすがである。 |
1960-01-002 |
|
記念日の贈物 |
6.5 |
皮肉な結末は面白いが、そこまでが少し冗漫。 |
1960-04-046 |
|
犬のお悔やみ |
6.0 |
ラストは今ひとつ拍子抜け。 |
1960-12-054 |
オクティヴァス・R・コーエン |
天衣無縫 |
7.0 |
デブの探偵が楽しい。 |
1957-08-014 |
|
警官は嘘を吐かない |
7.0 |
話の展開がうまい。ラストも効いている。 |
1958-03-021 |
ロバート・M・コーツ |
道ゆき |
5.0 |
よくある展開でラストも陳腐。 |
1959-12-042 |
G・D・H・コール & M・I・コール |
犯罪学講義 |
4.0 |
これも何が書きたいのかわからん。 |
1957-05-011 |
マニング・コールズ |
幽霊に手錠はかけられぬ |
3.0 |
時代遅れの小説 |
1957-06-012 |
アースキン・コールドウェル |
馬泥棒 |
2.0 |
何というつまらない話。 |
1963-11-089 |
ピーター・ゴドフリー |
女と龍と |
5.0 |
正直言ってこのリドルストーリーもどきはわかりません。 |
1961-12-066 |
ヴァーン・ゴーデル |
鉄の肺のなかで |
6.0 |
暗黒街の大物が誰も入室できない病室で殺される。まあ、解決はそんなところでしょう。 |
1964-12-102 |
アーサー・ゴードン |
ブラグデン教授の憂鬱 |
4.0 |
犬との確執話。つまらない。 |
1961-02-056 |
|
月のちから |
6.5 |
タイムスリップを扱った幻想譚。悪くない出来。 |
1965-04-106 |
リチャード・M・ゴードン |
ジョージ・ワシントンを殺した男 |
5.0 |
ショートショート。題名は大仰だが、ちょっとした思いつきを書いただけ。 |
1963-06-084 |
|
かえり道 |
4.0 |
オチがよくわからん。 |
1965-09-112 |
ウイリアム・キャンベル・ゴールト |
高望みは大怪我のもと |
5.0 |
何かよくわからない筋書きだ。 |
1958-03-021 |
|
臆病者 |
5.0 |
射撃の腕を買われた男は殺人依頼を受ける。ラストがよくわからない。 |
1963-12-090 |
フランソワーズ・サガン |
暴力への渇き |
4.0 |
なんでこんな小説がEQMMに載るのだろう。 |
1964-10-100 |
ラファエル・サバチニ |
カザノヴァのアリバイ |
8.0 |
これは痛快。 |
1958-08-026 |
ロバート・サマロット |
夜の狐 |
4.0 |
メキシコの田舎町で起きた吝嗇でセコい店主殺人事件。解決までがセコい。 |
1965-03-105 |
ウイリアム・サンソム |
人形じみた男 |
3.0 |
つまらん。 |
1959-05-035 |
ジェームズ・サーバー |
虹をつかむ男 |
2.0 |
なんだ、この気違いのたわごとのような話は。 |
1962-04-070 |
ジョゼフ・シアリング |
悪霊の法冠 |
5.0 |
一昔前のメロドラマか。 |
1958-11-029 |
|
翡翠のリンゴ |
3.0 |
つまらん話を長々と聞かされた。 |
1961-06-060 |
ルービン・ジェニング・シェイ |
お役所仕事というものは |
6.5 |
保安官とのやり取りが笑わせる。特集に合う作品とは思えないけど。 |
1961-09-063 |
レフ・シェイニン |
狩猟ナイフ |
5.0 |
ソビエト製ミステリという点が珍しいだけ。 |
1965-11-114 |
ロバート・シェクリイ |
田舎のいたずら |
7.0 |
ショートストーリーとして悪くない。 |
1958-08-026 |
ジャニータ・シェリダン |
ハワイには蛇はいない |
8.0 |
ハワイにやってきた画家夫婦の微妙な関係をサスペンスフルに描き、ラストまで読者を引っ張っていく手腕はなかなか見事だ。 |
1962-06-072 |
ウォルト・シェルドン |
愛のきずな |
2.0 |
なんだこりゃ。 |
1957-09-015 |
|
走り続ける男 |
2.0 |
なんだこれは。日本に住んでいる外人というだけで載せたのか。 |
1961-07-061 |
ジャック・シェーファー |
ゴースト・タウン |
6.5 |
検討はつくが、くすりとする作品。 |
1959-11-041 |
ジョルジュ・シムノン |
生と死の問題 |
4.0 |
こんな内容で長々と読まされるのはかなわない。 |
1958-02-020 |
|
三人の自転車曲乘師 |
2.0 |
嫌いな作家なので流し読みしたら、複雑で話がわからん。 |
1958-06-024 |
|
バイユーの老婦人 |
7.5 |
トリックは途中でわかるが、面白く読める。 |
1960-02-044 |
|
過去をたずねて |
5.0 |
辛気臭い話だ。 |
1960-12-054 |
|
メグレと若い女 |
5.0 |
嫉妬深い姉と、その夫と不倫関係にある妹。例によって暗い話だ。 |
1963-05-083 |
|
殺し屋 |
7.0 |
犯罪者たちを監視するメグレと不審なポーランド人。シムノンの重苦しい展開は好みではないが、意外性もあって悪くない。 |
1963-12-090 |
|
蝋の涙 |
7.5 |
田舎村での殺人事件の捜査に赴くメグレ。哀しい動機が印象に残る。 |
1964-01-091 |
|
メグレ夫人の恋人 |
5.0 |
解決がスパイ騒動とは興醒めである。 |
1964-02-092 |
|
メグレ警視の回想録(3) |
3.0 |
興味のない話を延々聞かされることほど退屈なものはない。 |
1964-06-096 |
|
メグレと若い女の死(3) 最終回 |
3.0 |
全く盛り上がりのないつまらない話。 |
1965-11-114 |
ジュリアン・シモンズ |
猫とねずみ |
7.0 |
よく考えられた構成だ。 |
1959-09-039 |
|
ある日、広場で |
5.5 |
探偵と不可思議な女性依頼人と言った伝統的な設定だが、出来は平凡。 |
1962-07-073 |
|
神かくし |
5.0 |
消えた殺人者の隠れ場所探しだが、これはわからないだろう。 |
1964-05-095 |
|
ウィンブルドン・テニスの謎 |
4.0 |
ウィンブルドンからスター選手の失踪という発端は悪くないが、ここに共産主義国家の陰謀が絡んでくると途端にしらける。展開も平板でつまらない。 |
1965-02-104 |
|
讃うべし、シェークスピア |
5.0 |
シェイクスピアネタはよくわかりません。 |
1965-03-105 |
|
街の野獣 |
5.0 |
街の不良少年に悩む男は自警団を作るが。テレビドラマにありそうな話。 |
1965-08-111 |
|
お茶と唇のあいだ |
4.0 |
宝石泥棒グループの顛末なのだが、長いだけで退屈。 |
1965-11-114 |
フレド・シャーウッド |
どこに |
5.0 |
見開きショートショート。思いつきだけ。 |
1963-12-090 |
スーザン・シヤーズ |
人の心は |
2.0 |
これもつまらない話。 |
1963-11-089 |
ロバート・シュワイツァー |
プロ・ボクサーの死 |
6.0 |
ボクシングビジネスの非情さをうまく描いているが、ラストに何のひねりもないのは残念。 |
1962-10-076 |
バッド・シュールバーグ |
波止場の殺人 |
6.0 |
ラストが陳腐だ。 |
1956-12-006 |
|
見はてぬ夢 |
6.0 |
ボクシング小説。かつての栄光にすがるボクサーはインテリの弟に賭けるが、現実は厳しかった。 |
1963-12-090 |
アーウィン・ショウ |
神父 |
4.0 |
何が言いたいのかわからない。 |
1960-07-049 |
|
カンザス・シティに帰る |
4.0 |
わがままな妻に翻弄されるボクサーの話で、単に不快なだけだ。 |
1962-10-076 |
|
80ヤード独走 |
7.5 |
有名なショートストーリイ。なんとも言えない哀愁が漂う。 |
1963-10-088 |
ジョージ・バーナード・ショー |
歩く墓場 |
7.0 |
一人称の語り口と痛快な結末が楽しい。 |
1963-11-089 |
ベンジャミン・シーゲル |
酒にたたられた男 |
7.0 |
富豪の娘に惚れた男が殺人の罠にかかる。ちょっとした意外性もあって面白い。 |
1962-06-072 |
メイベル・シーリイ |
お気に召すまま |
5.5 |
何の意外性もない話。 |
1957-10-016 |
|
ネラが住んでいた家 |
3.0 |
つまらん。この作家は前作もひどかった。 |
1958-05-023 |
ウイリアム・ノース・ジェイム |
ご静粛に願います |
4.0 |
何が書きたいのかよくわからない。 |
1965-05-107 |
セルウィン・ジェプスン |
法も方便 |
6.5 |
予想通りの結末だが、悪くはない。 |
1958-09-027 |
ウィル・F・ジェンキンス |
壁 |
7.0 |
西部が舞台の人情話。ホッとさせるラストが良い。 |
1965-04-106 |
エミリイ・ジャクスン |
誤算 |
3.0 |
全くつまらない。 |
1960-04-046 |
シャーリイ・ジャクスン |
これが人生だ |
6.5 |
少年と女のやり取りが良い。 |
1960-08-050 |
|
くじ |
5.0 |
くじ引きのターゲットが何かという趣向なのだろうが、ミエミエでしょう。 |
1963-07-085 |
マージ・ジャクスン |
拝啓エラリイ・クイーン編集長さま |
5.0 |
楽屋オチが今一つ決まらない。 |
1963-12-090 |
カート・ヴォネガット・ジュニア |
フォスター家の財産目録 |
8.0 |
莫大な資産を持っているのに働き続けるストイックな男の描写がうまい。 |
1965-10-113 |
ロイド・ビッグル・ジュニア |
死をみるおとめ |
5.0 |
陽気な娘の造形は面白かったのだが、陰鬱なラストはミスマッチだろう。 |
1963-04-082 |
|
天井から血が… |
7.0 |
天井から落ちてくる血の意味が面白い。 |
1964-02-092 |
|
屋根裏の宝 |
6.0 |
屋根裏から出てきたヴァイオリンを巡る盗難事件。話の起伏に乏しいが後味が良い。 |
1964-04-094 |
|
鍵 |
5.5 |
犯人を決定する”鍵”がうまくない。 |
1965-11-114 |
A・B・ガスリイ・ジュニア |
酒場のスカンク |
6.5 |
スカンクを持ち込んでくる酔っぱらいが楽しい。 |
1959-07-037 |
B・M・アトキンスン・ジュニア |
復讐は我にあり |
7.5 |
こういうバカバカしい話は大好きだ。 |
1960-11-053 |
アルバート・ジョンストン |
ルイズヴィル・ブルース |
3.0 |
これもひどい。なんのひねりもない。 |
1960-04-046 |
ヴェロニカ・P・ジョーンズ |
帰郷 |
3.0 |
こんなもの読ませるなよ。 |
1959-03-033 |
|
緑色の鵝鳥 |
4.0 |
ストーリーの進め方が冗漫で焦点がはっきりしない。もう少しうまく書けよ。 |
1963-02-080 |
フランク・スウィナトン |
判決 |
4.0 |
落ちがわからない。 |
1959-06-036 |
|
ソホ街の夜 |
7.0 |
雰囲気がいい。 |
1960-05-047 |
ジョン・スタインベック |
銀行やぶり |
4.0 |
どこが面白いんだ。 |
1959-07-037 |
レックス・スタウト |
サンタクロースの受持区域 |
6.0 |
スタウトには珍しい小品。 |
1956-12-006 |
|
真昼の犬 |
6.0 |
いつも通りのウルフ中編。 |
1957-02-008 |
|
巡査殺し |
5.0 |
つまらん話。 |
1957-12-018 |
|
殺人はもう御免 |
7.5 |
流石に読ませる。敵役の検事とのやり取りも面白い。 |
1958-07-025 |
|
探偵が多すぎる |
7.0 |
ウルフ物はこの程度の長さが面白い。 |
1959-10-040 |
|
ねじれたスカーフ |
7.0 |
ウルフ宅で開かれていた蘭展覧会での殺人。殺された女は先日起こった殺人事件の犯人が参加者の中にいるとアーチに言い残していた。謎はいつものようにたいしたことはないが、おなじみの登場人物で楽しく読める。 |
1962-01-067 |
|
ど・れ・が・殺・し・た? |
6.5 |
依頼人の女性がオフィスで殺され、プライドを傷つけられたウルフは自前で捜査にあたる。例によってミステリとしてはたいしたことはないが、お馴染みの登場人物が楽しい。 |
1962-08-074 |
|
ゼロの手がかり |
5.5 |
データ分析者の殺人事件と病院の爆弾魔の結びつきがあまりに希薄。訳文の日本語がひどいのも気になった。 |
1963-10-088 |
|
血の証拠 |
5.0 |
ウルフ物の中編。今回は展開に乏しく退屈な出来。 |
1964-06-096 |
パット・スタッドリイ |
よう、お父ちやん |
7.5 |
後味の良い小説は好きだ。 |
1958-08-026 |
|
雌鹿の処刑 |
4.0 |
今ひとつ趣向がわからない。 |
1959-03-033 |
ジョゼフ・スタラッド |
だれが駒鳥二世を殺したか? |
3.0 |
見開きのパズル。こんな謎がわかるか。 |
1959-01-031 |
ジョン・B・スター |
真昼の決闘 |
6.5 |
なるほど、シリアスな記述にこのオチか。 |
1960-01-043 |
シオドア・スタージョン |
ふわふわちゃん |
7.0 |
猫が喋るという発想とラストのオチが効いている。 |
1963-07-085 |
|
強盗アラカルト |
6.0 |
他愛のない作品だが、後味は悪くない。 |
1964-07-097 |
ヴィンセント・スターレット |
上海のアメリカ人 |
5.0 |
舞台の面白さを生かしていない。 |
1957-09-015 |
|
パパ・ポンサーの悲劇 |
6.5 |
本をめぐるコント。後味が良い。 |
1960-03-045 |
J・M・スターン |
ベッドタイム・ストーリイ |
5.5 |
よくある話。 |
1960-01-043 |
ウィルバー・D・スティール |
レディ・キラー |
2.0 |
こんな作品載せるなよ。 |
1959-01-031 |
|
青い殺し屋 |
4.0 |
つまらない。 |
1960-08-050 |
フランクリン・R・ストックトン |
幽霊の引越し |
6.5 |
幽霊になれなかった幽霊と恋に悩む男の出会い。設定が面白い。 |
1965-01-103 |
フランク・R・ストックトン |
女か虎か |
7.0 |
古典ですね。 |
1958-01-019 |
|
三日月刀の促進士 |
7.0 |
古典ですね。 |
1958-01-019 |
T・S・ストリブリング |
ジャラッキ伯爵釣りに行く |
7.0 |
この続きはどうなるか。 |
1956-07-001 |
|
ジャラッキ伯爵への手紙 |
6.0 |
悪役が今ひとつレベルが低かった。 |
1956-08-002 |
|
海外電報 |
6.5 |
悪くないできだが、コインの話は説得力がない。 |
1957-10-016 |
|
塗りかけの家の秘密 |
6.5 |
この動機は少し弱い。 |
1958-05-023 |
|
八一番目の標石 |
6.0 |
不思議な話だ。どう評価していいかわからない。 |
1959-01-031 |
ミッキー・スピレイン |
蛇 最終回 |
5.0 |
前半の展開がわかりにくいうえ、犯人はミエミエ。でも、それなりに読ませる。 |
1965-04-106 |
ジェーン・スピード |
人を呪わば… |
6.0 |
離婚に応じない女を愛人は殺しに出向く。ちょっと意外な展開が面白いが、うまくまとめきれていない。 |
1963-12-090 |
イレイン・スレイター |
昔通りに… |
5.0 |
なんとなくわかるが、もう少し明確に書くべきでしょう。 |
1961-03-057 |
ヘンリイ・スレッサー |
逃げるばかりが能じゃない |
8.5 |
有名な作品。スッキリした展開が見事。にもかかわらず、この作品、目次から漏れているぞ。 |
1959-07-037 |
ヘンリー・スレッサー |
権威の象徴 |
7.5 |
ラストでくすりとさせるのは職人芸だ。 |
1957-11-017 |
|
殺人狂 |
6.0 |
今ひとつひねりが効いていない。 |
1958-08-026 |
|
老人 |
7.0 |
さすがスレッサー、笑わせてくれる。 |
1959-03-033 |
|
人を呪わば |
6.0 |
類は友を呼ぶか。納得の結末。 |
1959-09-039 |
|
10パーセントの殺人 |
7.0 |
ラストは思わず笑ってしまう。 |
1959-11-041 |
|
老人のような少年 |
6.0 |
スレッサーにしてはシリアスすぎる話。 |
1959-12-042 |
|
フロリダ旅行 |
6.5 |
関西弁の翻訳は初めて読んだ。さほど効果的ではないが、妙におかしい。 |
1960-01-043 |
|
邪道 |
5.0 |
オチはすぐわかる。 |
1961-02-056 |
|
隣り独房 |
7.0 |
スピーディな展開で読ませるが、ラストは少し見当がつく。 |
1961-06-060 |
|
いまわしい思い出 |
6.0 |
この作者にしては平凡な出来。 |
1961-10-064 |
|
共犯者 |
7.0 |
この作家ならではの皮肉な結末。 |
1961-11-065 |
|
珍品 |
6.0 |
今ひとつオチが決まらない。 |
1962-06-072 |
|
20年後 |
7.0 |
なるほど、そういう考えオチか。さすがです。 |
1963-02-080 |
|
二世の契り |
4.0 |
妻を殺した男はその再生に怯える。スレッサーにしてはつまらない。 |
1964-05-095 |
|
憲法違反 |
6.5 |
ラストはギクッとする。 |
1964-07-097 |
マイクル・ズロイ |
都会はこわい |
5.0 |
都会のアパートに忍び込んだ田舎者が見たものは、人間の頭皮のコレクションだった。あまり趣味が良くない。 |
1964-03-093 |
|
はにかみ男とレモンパイ |
6.5 |
夫を殺した女の告白。ラストが皮肉だ。 |
1965-12-115 |
ドロシイ・L・セイヤーズ |
化かされた巡査 |
4.0 |
何かよくわからん |
1958-01-019 |
ネドラ・タイア |
ポウ廟の殺人 |
6.5 |
舞台は面白いが、謎は単純すぎる。 |
1956-09-003 |
|
デリケートな殺人者 |
4.0 |
言葉遊びだけで面白みがない。 |
1961-08-062 |
ガートルード・ダイアマント |
バルドンネッキアの雪 |
3.0 |
こういうツマラン暗い話が一番嫌いだ。 |
1959-06-036 |
ドナルド・マクナット・ダグラス |
船長には絶対服従 |
5.5 |
先がミエミエの話。 |
1957-09-015 |
|
グリニジ・ヴィレジの幽霊 |
7.0 |
面白く読める。 |
1958-12-030 |
|
完全主義者 |
4.0 |
お互い探り合う夫婦の心理戦なのだが、ただ長いだけで退屈。 |
1963-01-079 |
ノーマン・ダニエルズ |
なにかが破れる |
5.0 |
どうも納得できる結末ではない。 |
1961-07-061 |
|
カラハンの帽子 |
6.0 |
ちょっとした人情話。 |
1962-01-067 |
|
鍵のない扉 |
7.0 |
記憶喪失の老人と親に見放された男の子、悪くない人情話。 |
1962-03-069 |
|
マルドーン巡査の退職 |
7.5 |
退職を迫られている老警官にまつわる心温まる人情話。 |
1962-09-075 |
|
忘られぬ街 |
6.5 |
殺人罪で死刑執行された息子を墓地に埋葬しようとする夫婦と阻止を図る地元民の抗争。中々迫力のある展開で読ませる。 |
1963-01-079 |
|
町内の内輪ばなし |
5.0 |
無責任な住人と警察官の話。本当に内輪のはなしだな。 |
1963-02-080 |
|
キュー神父の決断 |
4.0 |
些細なことで悩む牧師の宗教臭い話。 |
1963-04-082 |
|
少年と警官 |
7.0 |
地味の警官の葬儀を大々的に執り行うべきと主張する少年。ほのぼのとしたストーリーは悪くない。 |
1964-04-094 |
|
世界一美しいモデル |
7.0 |
すべての男を魅了するモデル。ラストのオチは想像通りなのだろうか。 |
1965-05-107 |
ハロルド・R・ダニエルズ |
見解 |
5.0 |
救いのないクライムストーリー。 |
1962-04-070 |
|
不気味な小屋 |
7.5 |
死体の行方を巡る展開がサスペンスフルに描かれていて、読ませる。 |
1962-06-072 |
|
最高の演技 |
7.0 |
偽の殺人予告で金をせしめてきた男が、最後に味わうオチが笑わせる。 |
1962-08-074 |
|
眼には眼を |
7.0 |
息子を見殺しにさせた男への復讐談。悪くない出来。 |
1962-09-075 |
|
大虎の死 |
7.0 |
友人の分署に監査にきた警部は、彼を疑いながら調査を進める。悪くない人情話である。 |
1963-03-081 |
ジョン・ダラム |
獣の心 |
6.0 |
優等生を装う教え子と教師の葛藤は、特に意外な展開もなく終わってしまった。 |
1963-04-082 |
ロード・ダンセイニ |
世界の涯にて |
5.0 |
ちょっとした話というレベル。 |
1957-03-009 |
|
演説 |
6.5 |
当時としては面白い筋書きだったのでは。 |
1958-07-025 |
|
庭園の三人 |
6.0 |
ラストがちょっとあっけない。こんなモダンな作品も書いていたのか。 |
1959-11-041 |
|
新しい主人 |
5.0 |
予想通りの結末。 |
1960-03-045 |
|
推理 |
6.0 |
クロスワードから犯人の範囲を絞るのは面白そうだが、日本人には理解できない展開だ。 |
1963-09-087 |
|
災いを交換する店 |
4.0 |
思わせぶりなだけで今ひとつ。 |
1964-08-098 |
ロアルド・ダール |
おとなしい兇器 |
8.5 |
有名な作品だが、筋書きを知っていても楽しく読める。 |
1956-08-002 |
|
味 |
7.5 |
これは結末を知っていたので、楽しめなかった。インチキがバレる部分も弱い。 |
1956-11-005 |
|
告別 |
8.0 |
こういうアイディアがよく浮かぶものだ。 |
1957-03-009 |
|
天国への登り道 |
7.5 |
やはりダールは読ませる。 |
1957-06-012 |
|
牧師のたのしみ |
8.0 |
さすがダール。皮肉な結末で笑わせてくれる。 |
1960-11-053 |
|
女主人 |
6.5 |
筋書きは読めてしまう。 |
1960-12-054 |
|
ほしぶどう作戦 |
7.5 |
密漁のホラ話が楽しい。ラストも視覚的だ。 |
1960-12-054 |
|
マダム・ロゼット |
4.0 |
ダールとは思えないつまらない話。 |
1962-07-073 |
|
あなたに似た人 |
4.0 |
どこが面白いのかわからん。 |
1964-01-091 |
|
美しかった昨日 |
4.0 |
よくわかりません。 |
1964-04-094 |
|
犬にご注意 |
6.0 |
脚を失った飛行機乗りは病院に収容される。すっきりしない話。 |
1965-06-109 |
|
老いたる若者の死 |
4.0 |
戦争中の飛行機乗りの話。どこが面白いのかわからん。 |
1965-08-111 |
|
カティナ |
7.0 |
飛行機乗りの話。カティナというギリシャ少女が印象に残る。 |
1965-10-113 |