原書を読まなくなった ( 2010年代 )


2004年あたりから、原書を読むことが少なくなってしまいました。

原因はいくつかあります。

  • 通勤時間が短くなったこと。
  • 海外からの送料が高くなって、本の入手が難しくなったこと。これは、船便がなくなったせいだと思います。
  • さすがに興味が薄れてきたこと。

一番の影響は、転勤で通勤時間の往復合計が3時間から40分になってしまったことですね。また、5年近く同じ分野に留まっていると、自分の中のブームが過ぎ去ってしまう。なんとなく、一つの興味には**「時間的な限界」**があるように思います。

さらに、老化現象もあります。

昔の本は洋の東西を問わず、字が小さい

ペーパーバックで、1ページ45行を超えるような構成は、今はもうとてもついていけません。また、古い本は汚れが目立つので、電車の中で読むのも気兼ねです。さらに、大きいハードバックは手が疲れます。

eBookは素晴らしい

これを解消するのが、eBookです。
eBookの良さは言うまでもないでしょう。

  • 好きなフォント(種別、サイズ)で読める。
  • 軽い。片手で読める。
  • きれい。気兼ねなく読める。
  • 数百冊(そこまではいらんが)を格納できる。

2010年以降は、もっぱらeBookで、Agatha Christieばかり読んでいました。翻訳では読む気がしない作家なのですが、なぜか原書だと楽しく読めるんです。

eBookでReprint

さて、最近調べてみると、最近Classic Mystreryが、eBookとしてReprintされるケースが増えています。高くても$10(1000円強)なので、気軽に手を出せます。

このサイトを始めるにあたって

また、少し読んでみようという気になりました。
eBookで原書を読む。これもテーマにしてみようというわけです。