ひとりよがりのモバイルPC ( その1 ハードウエアの選択 )

Galaxy Tab S 8.4 ( SC-03G ) を買ってしまう。


会社を退職する最大のメリットは、時間を最大に活用できることでしょう。今までのフリータイムは原則土日祝に限られていましたが、これからは平日にも拡大されるわけです。
時間は十分に確保できたのですから、健康のためにもなるべく外出することを考えたい。引きこもってばかりでは健康に悪いですからね。
そんな際に、出先でちょこっと使えるPC、そんなのがあるといいなあ、なんて考えたわけです。

モバイルPCに求めるもの

今までの会社では基本内勤、ノートパソコンはありましたが、せいぜい会議室に持ち込む程度、あまり持ち運びを考えたことはありません。
今回は、外出する際に気楽の持ち運びができるPCの導入ですので、当然最重視するのは可搬性。軽くないといけません。具体的に言えば、重量は1キロ以下でしょう。

ニーズから考える

外出で何に使うのか、ニーズについて考えてみます。具体的に書くと下記のようなものでしょう。

  • Webを見る
  • 動画を見る
  • 小説やコミックを読む
  • 文章を書く
    このサイトに書くためにも、現場でメモは取っておきたい。文書入力は、Emacs。これは譲れません。
  • プラットフォーム
    自宅ではLinuxを1990年代半ばから使っています。でも、LinuxをモバイルPCで動かすのはなかなかきついかもしれません。WindowsでもEmacsは動くけど、あのTerminalがなあ。

市場を調査する

これを満たすPC、いわゆるモバイルPCを調べてみました。

- 有名メーカーのモバイルPC

う〜む、高い!!。10万は軽く超える。年金暮らしにはつらいぞ。

- モバイルに特化したもの..

GPD Pocketのような特殊小型パソコン。こういうギミックは嫌いではないが、それなりの値段(7〜8万)だし、すぐ飽きてしまいそうだ。

結論

いろいろ考えて、Andoridタブレットにしました。動画を観たり本を読むには、Windowsより、Androidのほうが使いやすいですから。
問題は文書入力、フリック入力はまともに出来ないので、キーボードをつけてしまいたい。専用キーボードのある機種を選ぶと、結構格好いいんじゃないかな。

購入したのは

こいつです。

項目 内容
型番 Galaxy Tab S 8.4 ( SC-03G )
製造 サムスン電子
OS Android 4.4→5.0→6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.3GHz(クアッドコア)
メモリ ROM:32GB RAM:3GB
ディスプレイ 解像度 WQXGA(1600×2560ドット)8.4インチ 16,777,216色
カメラ 約800万画素 サブカメラ210万画素
サイズ 213×126×6.6(最厚部7.6)mm
キャリア NTTドコモ
質量 298 g
発売日 2014年12月12日

専用のキーボードがついています。

SC-03Gキーボード
次回に触れますが、このキーボード、地雷があります。

キーボードは253グラムなので、本体と合わせても551グラム。モバイルには最適。専用キーボードなので、手前のアタッチメントで本体ときっちり固定できます。しっかりグリップするのは良いですが、これに手を挟まれると結構痛い。

SC-03G本体キーボード合体

ディスプレイは少し大きい、でも軽いぞ。

個人的には、もう少し小さいほうが良かったかな。8.4の0.4がよけいですね。タブレットとして使うと、いささかホールドしにくいです。でも、このサイズで300グラムを切っているのには少し驚かされます。解像度もすごいです。日頃使っているPCのディスプレイより上なんですから。5年前の製品なのですが、あまり古さを感じません。

通信

SIMを挿せば、LTE対応。
個人的にフルセグ/ワンセグ対応も嬉しい。実家に部屋はありますが半分物置と化しており、テレビの類いがないのです。起床時に少しニュースを見たりするのには重宝しそうです。

購入したのは

2019年半ばに、中古では有名なここで購入しました。送料税込み13666円でした。2020年3月現在でも、在庫はあるようですね。

「理想のモバイルPC」を狙うが...

いろいろやっているうちに、だいぶ理想からは遠ざかって行きましたね。まあ、そんなわけで「ひとりよがりのモバイルPC」というタイトルで書くことにしましょう。