ひとりよがりのモバイルPC ( その5 Linux DeployによるDebianのインストール 事前準備編 )
用意するもの Busybox、 VNC、Android Terminal Emulator
まずは前提となるツールを導入します。
(1) BusyBox
https://play.google.com/store/apps/details?id=stericson.busybox&hl=ja
https://play.google.com/store/apps/details?id=ru.meefik.busybox&hl=ja
どちらでも動きましたが、2番めのBusyBoxはLinux Deployと同じ開発元ですので、こちらのほうが良いかもしれません。
ダウンロードするだけではだめで、必ず実行、インストールを完了しておく必要があります。
(2023/03/26 追記)
2023/03現在、最初のBusyBoxは、BusyBox Freeと有料のBusyBox Proの2つに分かれているようですが、無料版BusyBox Freeを使用してLinux Deployを起動すると、
mount failed, / ... mount: can't setup loop device: No such file or directory
というエラーになってしまいます。これはメッセージが示すように、このBusyBox Freeでは、loopback deviceをmount出来ないようです。
2番めのBusyBoxは、Android8以上になったようで、Android6のSC-03Gはインストール対象から外れています。
以上から、現状では下記のBusyBoxを使用してくください。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jrummy.busybox.installer&hl=ja
(以上追記)
(2) VNC
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.realvnc.viewer.android&hl=ja
これはインストール後のDebian実行に使うものですが、事前にダウンロードしておきましょう。
(3) Terminal Emulator
https://play.google.com/store/apps/details?id=jackpal.androidterm&hl=ja
Terminal Emulatorは、Linux Deployに直接関係するものではありませんが、入れておくと便利です。
ここでは、これを使用して、
- Super userになれること
- BusyboxがインストールされたPath
を以下のように確認しておきます。
これは1番目のBusyboxのケースです。2番めのBusyboxであれば “/system/xbin” となるでしょう。