中盤からの法廷シーンで盛り上がり、ラストでさらにひとヒネリ。なかなかやってくれます。 先に、 「One by One They Disappeared」を紹介したM
無名作家の作品が予想以上に面白い、ちょっと意外な読後感でした。 題名 作者 評点 コメント 緑茶 シェリダン・レ・ファニュ 4.0 猿に取り憑かれた男の話なのだ
犯人消失の不可能犯罪は魅力的だが、その必然性と小説としての面白みに欠けるのが残念。 今回も、Locked Room Internationalの一冊を読
飛び抜けた傑作はないものの佳作揃い。名探偵登場の本格物はやはり楽しい。 題名 作者 評点 コメント 夢の中の女 横溝正史 6.5 [週刊東京 昭和33年11月]<
ケレン味たっぷりの展開が楽しめる一品。この作者はやってくれます。 Brian Flynnの作品は、処女作The Billiard Room Mystery(1927)と第二作のT
カンターの作品を筆頭に、時代物の佳作が揃った号。楽しく読めました。 題名 作者 評点 コメント 007号 黄金の銃をもつ男 前篇 イアン・フレミング 次号完結