「新青年」の三作品が圧倒的な出来で読ませます。 題名 作者 評点 コメント アルスター切手の謎 ロバート・L・フィッシュ 7.0 例によって趣向は面白いのだが、
残念な出来の4作は短評のみで、まとめてしまいます。 ひとり芝居(佐野洋) 設定があまり面白くない。ラストのひと工夫だけか。 桃源社 昭和35年12月
「動機捜し」なのだが、少し無理がありすぎ説得力に乏しい。 引き続き、桃源社の「書き下ろし推理小説全集・第二期」の一冊として書き下ろされた笹沢左
『名作全集』の名に偽りなしのアンソロジー。 題名 作者 評点 コメント 赤いペンキを買った女 葛山二郎 6.0 [昭和4年12月]新青年傑作選1 推理小説編で読了
リッチーの作品に脱帽。加えてエリンの中編が読めれば文句はありません。 題名 作者 評点 コメント 素晴らしき葬儀 ラッセル・ブリッグス 4.0 つまらないオチ。
亡くなった演出家の性格描写と、残された関係者の談話で進行する構成が面白い。 桃源社の「書き下ろし推理小説全集・第二期」の一冊として書き下ろされ