今読んでも面白い作品が多く、充実の一年だった模様。 題名 作者 評点 コメント 詐欺師マータン 大下宇陀児 7.0 お伽噺的な雰囲気が良い。 涅槃雪 大坪砂男 7.5 戦死
バラエティに富んだ話が揃っていて、面白く読める号だった。 題名 作者 評点 コメント ラホーア兵営事件 エイヴラム・デイヴィッドスン 6.5 何が謎なのか筋が取
大下の作品以外は平凡な作品が多く、盛り上がらなかった。 題名 作者 評点 コメント 危険なる姉妹 大下宇陀児 8.0 薄幸の姉妹にまつわる過去話と、今がうまく重
戦後初の年鑑にしては今ひとつ。特に大家の作品レベルが低い。 題名 作者 評点 コメント 死恋 木々高太郎 4.0 なんだこれは。これが年鑑の巻頭とはがっかりだ。
地味な作品ばかりで、いささかぱっとしない号である。 題名 作者 評点 コメント 女が嘲笑うとき シャーロット・アームストロング 5.0 嫌な女の話で後味も悪い。
写楽の正体を軸にしたプロットは面白いが、犯人当ての興味に乏しく、「捜査ファイル」物の必然性にも欠如している。 「捜査ファイルを読む」 8冊めは.