犯人がわかっているミステリは面白さ半減。また、不自然な設定や指紋トリックに無理が目立ちます。 今回は多岐川恭の「変人島風物誌」に続いて、桃源社
後半の3作品は読ませるが、前半は古臭く陳腐な作品が目立つ。 題名 作者 評点 コメント ラパチーニの娘 ナサニエル・ホーソーン 5.0 特異な体質を持つ娘に惹き
本格物としては今ひとつの感があるが、舞台設定と人物像が面白い。 今回は多岐川恭の「変人島風物誌」を読んでみます。この作品は昭和36年に桃源社よ
ハードボイルド特集の特大号。チャンドラーとグルーバーで納得しましょう。 題名 作者 評点 コメント 特ダネは鼻で リチャード・セイル 6.0 なんとも都合の良い
古臭いスリラーもどきの展開にがっかり。退屈な読書でした。 Brian Flynnの第6作「Invisible Death(1929)」を読んでみます。前作
「テンプル騎士団」をめぐる史実をベースにした展開はさすがだが、たわいない謎解きには失望。 このところのお気に入り Paul Doherty、今回は Hugh Corbett 物