2019-09-20 大阪古本屋めぐり 今日は歩く

今日は休み。古本屋へ行こう。

切符は例によってエコキップ

JRで新大阪まで出て、エコきっぷを購入。本日は平日なので800円、少し高いかな。

エコキップ

江坂

新大阪から地下鉄で北上、10時半ころ江坂に下車します。ここのブックオフは、まあ時間調整かな。今日も何も買わず。

ブックオフ江坂

緑地公園から徒歩で天牛

江坂から千里中央までのラインは、「北大阪急行」といって大阪市営地下鉄ではないので、エコキップは使えません。次駅の緑地公園で下車。別運賃100円が必要です。
今日はここから天牛書店を経由して、関大前駅を目指します。

緑地公園から、御堂筋を江坂方面に下ります。5分ほど歩いたところに「天牛」があります。

緑地公園駅 緑地公園から御堂筋

「天牛」はやはり大阪屈指の古本屋です。品揃えが良いし、価格も適切、無茶な価格はつけません。ぼくの中ではナンバーワンですね。

天牛

今日は宝石229冊、35万円というのがありました。全揃ではありませんが、創刊号はふくまれています。
まあ、宝石を母に捨てられた身にとっては無用の長物。今度は女房に捨てられそうだ。

ここでは、こんな本を均一棚で拾いました。メッグスは、ポケミスで「九人の失楽園」や「サタデーゲーム」が出ている作家ですが、こんな作品が訳されているとは知りませんでした。
ちょっと面白そうなので購入。

無頼列車南へ

書名 作者 出版社 価格 備考
無頼列車南へ ブラウン・メッグス 文春文庫 50 天牛

更に山を超えて、関大前へ

ここからはまた徒歩、一山越えて関大前まで名神高速の脇を東上します。

名神高速

阪急関大前駅の通路を通って向い側に出ると、関西大学の立派な門が。
これはいつ出来たのかなあ。
ここにはブックオフがありますが、今日は空振り。

関大 ブックオフ関大前

阪急利用で190円

ここから天六までは阪急に乗らないといけません。これまた別料金。
歩きと別料金ばっかりで、エコキップが生かされていませんな。

堺筋線列車

堺筋本町 天牛堺のあった場所に

阪急と地下鉄堺筋線は相互乗り入れをしているので、直通の列車で堺筋本町へ。
「天牛堺」は南海沿線などに12店舗を展開していた古本屋チェーンだったのですが、2018年1月に破産してしまいました。
これには驚かされたものですが、個人的にはあまり魅力的な店でなくなっていたのも事実で、ここ10年ほどは全く通っていませんでした。

さて、船場センタービルにあった店舗に新しい古本屋がオープンしたようなので、出向いてみます。「槇尾古書店」というらしい。人文系が多いので、少し趣味が合わないのが残念。今日は何も買わず。

槇尾古書店

ここからまた歩く

ここから谷町5丁目にある「大阪古書会館」までは、また歩き。

大体の方向はわかりますが、ここはGoogleMapsに頼ります。
単なる地図表示だけではなく、ナビゲーションまでしてくれるのだから、このアプリはすごいよなあ。
昔は「古本屋地図」のよくわからない地図を頼りに右往左往したものですが、今はたいていのところに簡単に行けます。楽になりました。
でも、ようやく探し当てた時の感動はなくなりましたね。

谷町月例古書市

今日は谷町の月例。
まずは、ポケミスを3冊。「幻想と怪奇」系のアンソロジーは、少しまとめて読もうと思っています。
実は創元の「怪奇小説傑作集」すら、まともに読んでいないのですよ。

谷町ポケミス3冊

書名 作者 出版社 価格 備考
幻想と怪奇② 早川書房編集部編 ハヤカワポケットミステリ 300 谷町月例古書市
新・幻想と怪奇 仁賀克雄編 ハヤカワポケットミステリ 300 谷町月例古書市
聖アンセルム九二三室 コーネル・ウールリッチ ハヤカワポケットミステリ 300 谷町月例古書市

その他2冊は単行本。「橘外男ワンダーランド」は一歩前進。
大友昌司の本は、SFマガジンの連載を集めたものらしい。

谷町単行本2冊

書名 作者 出版社 価格 備考
橘外男ワンダーランド満州放浪編 橘外男 中央書院 700 谷町月例古書市
OH!SF映画 大伴昌司 朝日ソノラマ 500 谷町月例古書市

いつもの喜連瓜破

さて、ここからはいつものコース。
こういう街歩きは、昼食(酒)も楽しい。今回も「ふくちゃん」だけど。
次回は違うところに行きましょう。

ふくちゃん

古書市で見た年配の女性

日之出書房では、谷町の古書市で見かけた年配の女性に再度遭遇。
あの年齢層で女性の愛書家は珍しいけど、もしかしたら有名人なのかもしれないなあ。

日之出書房

今日はここまで。