2020-06-20 久しぶりに大阪の古本屋をまわろう

いやあ、本当に久しぶり。
例の武漢ウィルス騒動で、外出すら出来ない状態が三ヶ月も続いていましたからね。ようやく自粛も解除、19日にはプロ野球も開幕。だいぶ日常が戻ってきました。
大阪の古本市も、谷町の月例が4月は中止、5月の四天王寺も中止、結局3ヶ月ぶりの開催となりました。これは、是が非でも出向かないといけません。

久しぶりのJR

JRに乗るのも本当に久方ぶりで、妙に緊張します。社内を見渡すと、マスクの着用率が極めて高いことに改めて驚きます。というか、していない人間を見つけることが難しい。特に女性の装着率は、ほぼ100%。女性はやはり周りに気を使う人が多数を占めているのかなあ。化粧に手を抜けるメリットもあると聞きますが、如何なものでしょう。
一方、男性でマスクをしていないのは、年配の連中がほとんど。あの仲間にだけは、入らんとこっと（笑）。

まずは谷町の月例

東梅田から地下鉄に乗り換え、例によってエコキップ（600円）を購入。

地下鉄の乗車率は、平常時に比べると、かなり低いですね。休日のこの時間帯は、結構な混雑だったような気がしますが、まだ行楽客が戻っていないのでしょう。

本日は、大阪古書会館に直行。

古書市2日目ですが、人出もそれなりで、まずはなにより。
ここでは、1冊購入。

書名	作者	出版社	価格	備考
キングの時代	佐藤卓巳	岩波書店	1000	谷町月例古書市

「キング」とは講談社の雑誌で、戦前の全盛期には百万部を突破したという、伝説の「国民大衆雑誌」です。戦前の講談社には少し興味があったので、これは楽しみ。元値は3800円なので、安いのもよろしい。

外食が楽しい

地下鉄に乗り継ぎ、喜連瓜破下車。いつもの「ふくちゃん」で昼食。まずは、ビールと餃子を注文。久しぶりの外食、ビールがうまいわ。

冷酒まで追加し、ラーメンを食べる。やっていることは、全く代わり映えがしませんが、外で飲食できること自体が妙に嬉しい。少し大げさになりますが、感無量です。

もう少し、古書店を回ってみる

地下鉄を天満橋まで戻り南口下車。そこから公園を横切り、階段を降りたところにあるのが「花月書房」。

ここは店舗は狭いですが、品揃えは良いと思います。わたしより高尚な趣味人向けかもしれません。
その後、続けて数軒回って、本日は終了。なんやかんやで、10キロ近くを歩いたのは健康的でしたが、帰宅後、阪神地下で買ったつまみをサカナに、プロ野球中継を観ながら、また飲んでしまうのであった（笑）。

大した収穫はありませんでしたが、こんな一日が、やはり楽しい。気兼ねなしに遠出ができる日も遠くないでしょう。