2020-06-23 寝屋川の「金箔書房」へ、そして淀川を渡る
さて、京都、大阪間の鉄道と言えば、淀川を挟んで上にJR、阪急、下に京阪と3本が並んで敷かれていますが、わたしは大阪の北摂地区に住んでいるせいか、ほとんどがJR、ほんのときたま阪急列車に乗る程度です。振り返ってみると、淀川の向こう側に行った記憶が殆どありません。
そんなわけで、今回のターゲットは、淀川を渡った先にある寝屋川。先週の大阪行きが予想外に楽しかったので、調子に乗って行きましょう。古本屋を絡めて、ハイキング気分で出かけてみます。さほど時間はかからないので、出発は昼下がり。早めの昼食を取ってからの出発となります。
昼下がりのバスで寝屋川へ
出発は京阪バスの寝屋川行。12時過ぎのバス車内は、数人の乗客。それでも、途中で乗り降りがあり、少し東に大回りをしてから淀川を渡ります。
寝屋川駅に入る道路は、かなり曲がりくねっているうえ、バスがすれ違うのも一苦労する車幅。朝の通勤時には相当混雑しそうですね。12時40分過ぎに寝屋川駅に到着。
「金箔書房」はいいね
最初の目的地は、寝屋川駅最寄りの古書店「金箔書房」。ブログも開設されているようなので、詳細はそちらから。
いわゆる街の古本屋ですが、本がきれいに整理分類されていて、とても見やすく、特価本を含め、本が一冊一冊丁寧に扱われているところに好感が持てます。
しかも、値付けが安い。これが初めての来訪ですが、時々来たくなる、応援したくなる書店ですね。古本業界には厳しい時代ですが、これからも頑張ってほしいと思います。
今回は、二冊購入。
書名 | 作者 | 出版社 | 価格 | 備考 |
---|---|---|---|---|
黒い本 | ローレンス・ダレル | 中公文庫 | 200 | 金箔書房寝屋川 |
カササギ殺人事件(上)(下) | アンソニー・ホロヴィッツ | 創元推理文庫 | 300 | 金箔書房寝屋川 |
「カササギ殺人事件」は、巷の評判がやたら良いので、読みたいと思っていた本。上下巻揃い、300円は安いよね。ダレルは魔が差したかな。こんな難しい本、読まないかもしれません。
ブックオフへ
駅に戻り、ここから「BOOKOFF SUPER BAZAAR 守口ジャガータウン店」というやたら大げさな名称の店舗をを目指します。
当初は歩く気でいましたが、6キロ近くありそうなので、おとなしく大日行きのバスを待ちます。30分に1本程度のダイヤですが、運良くちょうど良い時間に間に合いました。金田というバス停で下車、店舗のすぐ前です。
ここは大型店舗で点数は多いのですが、今回は何も買えずに退出。
淀川を渡る
ここからは徒歩で淀川を越え、南摂津を目指します。
だいぶ気温も上がり、30度を越えているようですが、さほど苦になりません。ここ数年の猛暑の影響でしょうか、この程度の気温は、なんとも感じなくなってしまいました。さて、短絡を目指してそれらしい方向を進んでいたのですが、路地に迷い込んでしまい、いささか往生しましたが、なんとか国道に抜け出しました。
そこを右折すると、守口ジャンクションです。
手前の信号を渡って土手を上がると、サイクリングコースになっており、左手に見えるが鳥飼大橋。この橋で淀川を横断するわけです。
近畿自動車道と大阪モノレールに挟まれて歩道がありますが、サイクリング道も兼ねています。平日の昼でも、結構自転車が多いので、土日は少し歩きにくいかもしれません。
橋を渡り終えて少し歩くと、南摂津のハードオフが見えてきます。
PCジャンクでも、少し見よう入ってみますが、さすがに部品を漁る気力は、もうありません。中古品を少し見ただけで、退出しましょう。
そこから少し歩けば、南摂津駅に到着。14時半すぎです。
モノレールは楽しいぞ
南摂津からは、大阪モノレールに乗って、沢良宜まで行くことにします。
今回は車両後部の展望席に座れました。後ろ向きだけど、展望が楽しい。
沢良宜の「古本市場」
沢良宜で下車して、近くの「古本市場」へ。
ここは、コミックがほとんどで、単行本、文庫は少ない。
今日はここでおしまい。再度モノレールに乗り、そこからは徒歩で帰宅します。結局、8キロ近く歩きました。
帰宅後、
風呂に入って、飲むビールはうまい(笑)。
結局、これが目的なんだな。